スリランカ旅行記⑦ジェフリー・バワが建築したヘリタンス・カンダラマ ホテル宿泊編
スリランカの建築家ジェフリー・バワのホテルの中でも傑作と言われるカンダラマホテルへ向かう。移動はキャンディからの高速バス
スリランカが産んだGeoffrey Bawa (ジェフリー・バワ)の傑作と呼ばれるヘリタンス ・カンダラマ ホテルについに到着!!!
ジャングルと物理的にも精神的にも融合された快適な住空間・デザインホテル
ホテルメインロビーには、そこにあった自然の巨岩がそのままホテルと一体になっている。先ずホテルに到着するとこの大胆さに驚かされる。そして旅の気分・モードが一気にバワ・デザインのリゾート体験へ入ってしまう。
ジェフリー・バワは180cmを超え体格は大きく、そして同性愛者だったらしく、そのため大きな男性2名が快適にくらせる、とてもゆとりのあるつくりとなっている。(とスリランカで話しを伺った)
ジェフリー・バワがスリランカの国ができていく時代に、国家のプロジェクト的にこのホテルl構想を任されたとの事。その際にジャングルの中の湖を見てロケーションを決めたらしい。
確かに、空からみたスケールで巨石に住む王がいた文化と、この何もないジャングルの中に突然あわられる大きな湖のほとりに、ジャングルの自然と岩とハイセンスな生活ができる滞在型の宿泊施設までを一気にインスピレーションを得た様に思える様なホテルであり、そうデザインされていた。
例えば、ヘリタンス・カンダラマは5フロアあり、1Fではジャングルの地面に近い自然を感じる様になっている。
木に住む鳥の気配や森の湿度を感じることができます。あの森の中のうっすら冷たいあの感覚の中で、鳥やリスなどの動物の声、木々や葉が擦れる音につつまれる。
ホテルの中と外の境界線がなく、ダイレクトに自然とつなかっている。朝のひんやりとした気持ちよい空気など、まるでキャンプのテント泊のようなジャングルの気持ち良さを肌に感じることができます。
それでいてコンクリートでガッチリとスタイリッシュにデザインされたホテルの中には、多くの施設がありレストランやライブステージ、YOGAルーム、トレーニングルームなどしっかり近代的かつラグジュアリーな滞在が可能となっています。
一方最上階の5F、高めのグレードの部屋に滞在した。この部屋からはジャングルや湖を遠く見渡せる様な眺望を楽しめる様になっており、数キロ先のシーギリアロックを見ながらジャグジーでのんびりスパをしたり、バルコニーにジャングルの木のてっぺんが繋がっていて、そこに遊びにきている猿を見たりしながらのんびりできるので、高いフロアの部屋にして本当に良かった。
肌にふれる空気はカラッとして、また1Fとは異なったジャングルでの滞在を快適かつ独創的にデザインされています。
ジェフリー・バワ建築ヘリタンス カンダラマ ホテル 5Fの部屋、このクラスの部屋の設備としてオープンなジャグジーとオープンテラスがります。
夜中に嵐になったのだが、暗闇の中で遠くに落ちる落雷を見た時にジャングルの中にいることを実感でき、グッときました。ジャングルの自然現象をこんな贅沢な場所から間近で感じることができるのもこのホテルならでは。
まだまだ追記中!(2019年2月6日)