スリランカ旅行記⑥聖地キャンディ(Kandy)聖地巡礼・仏歯寺編
スリランカ文化三角地帯の一角、聖地キャンディにある仏歯寺。朝6時のプージャに参加
スリランカの海の自然を満期でき、この旅を終えてもいいぐらいに満足ではあったが、日程的には、まだまだ旅は折り返しにもなっていない。これから聖地キャンディに一泊してヘリタンス・カンダラマをめざす。
ヒッカドゥワからコロンボまで高速バスを乗り継ぎ、その後コロンボから聖地キャンディを鉄道で移動
ヒッカドゥワを早朝に出て、ローカルバス、高速バスに乗り継ぎ一度コロンボに戻り、鉄道でスリランカの山岳地帯で文化三角地帯といわれるキャンディをめざした。
日がくれてた18時ごろにキャンディに到着した、コロンボから5時間ほどかかたのだろうか?視界には常に山が見え、空気は冷たく澄んで今朝までいたビーチからすっかり変わり、山岳地帯にやってきた事を実感した。
品格を感じさせてくれる街並み、古都キャンディ
日が暮れたキャンディ駅に待ち構えていたのはツアーガイドのおじさん。このおじさんに2時間ほど強引な売り込みをかけられて全く時間とお金をロスしてしまった。
スリランカの人の多くは基本親切で優しいが、お金目的の売り込みや勝手にガイドを初めてお金をせびるタイプの人もとても多い。
自前のマイクロバスなどで個人旅行代理店をやっている運転手さん達がなかなか色んな人がいて、こちらの要望をちゃんと聞いてくれる人だと”アタリ”だが、多くの運転手は、自己都合で勝手に行くところを変えてしまったりとまったくこちらの要望を聞いてくれない人が多いので、交渉力やうまく逃げてかわすのに労力がかかる。
今回、キャンディに到着して、まず宿を探すところから始めたのだが、キャンディ駅で待ち構えていたドライバーに強引にホテル探しを同行してきたのだが、その割にはホテルを探すのをめんどくさがるし、明日以降の日程に勝手に割り込んでくるわで、なんとかホテルを探しおえたところまででガイドを断った。
あのしつこさだと、気の弱い人ならそのまま2-3日取り憑かれる羽目になるだろう。貴重な休みの日程を不本意な旅で過ごしてしまうことほどもったいないことはないとお思うので、すこしでも話が合わないとおもったら最初の段階で勇気をもって断わるのをおすすめします。
仏歯寺まで徒歩圏内でスタッフの対応も両親的なホテル・カーサ マラで宿泊
そなこんなで、手間を惜しまず5つほどホテルの部屋やホテルのスタッフの対応をみて、ホテル・カーサ マラに1泊することに決めた。
鉄道などでの長旅の疲れを癒すべくバスタブがあるホテルを探したのだが、流石に直前では空いているホテルも少なく、1件バスタブ付きで雰囲気もよいホテルもあったが、どうも考えてもスタッフの対応に不審な点がみられたので、対応があきらかに気持ち良かったホテル・カーサ マラにした。
このホテルは街の中心部にあり仏歯時からも歩いて5分程度でいけます。また実際に泊まって、朝のビュッフェの対応や様々なリクエストなどにもホテルのスタッフの対応も終始好感よく対応してくれました。
ブッダの歯を祀っている(とされる?)仏歯時(ダラダー・マーリガーワ寺院)の聖地巡礼者の群を初めてみた。プージャに初めて参加、そして感動しました!
にわかに信じられないが、このお寺にはあのブッダの歯が祀ってあります。
実際に歴史的に仏教開祖のゴーダマ・シッダールダはインドで生まれ、仏教はインドを南下して海をわたりスリランカへ伝搬した流れがあるが、実際にインドで内乱が起きていた際などの逸話とともに、ブッダの歯はスリランカのこの寺に伝わった由来ななどをお寺の公式ガイドさんに聞いて寺を回って説明をうけました。(ガイド料金もお渡ししました。)
日本から遠くスリランカにきて、中国へ伝搬した大乗仏教と比較しつつ、上座部といわれるスリランカの原始の姿を残しているであろう仏教にふれることができとても興味ぶかい話しを伺えた。
特に土着的な時間経過のある寺院を古代仏教との交わりが目の前にある姿はとても自分には希少な体験でした。
ゴーダマ・シッダールダ以外のブッダ(ブッダとは悟った人の意味で仏教開祖のゴーダマ・ブッダ以外にも数おおくいるらしい)を祀っている寺院なども仏歯寺と隣接しており、おかげで日本にいたら一生接することがないだろうな体験と知見を得ることができた。
仏教哲学をすこしかじった文化好きな個人的としては、ここの寺の滞在だけでも自分の人生にとって希少な文化的体験の一つとなりました。
キャンディおすすめスポット
- ダラダー・マーリガーワ寺院 とその周辺の寺院 Temple of the Sacred Tooth Relic | トリップアドバイザー |
- ホテル・カーサマラ Hotel Casamara | HP |
- セントラル・バスターミナル近くの街の中心のマーケット | ここで購入したチャイは安くてとてもハイクオリティで美味しいです!旅のお土産にもオススメ。かなりローカルなエリアなのでスリ・犯罪などには気をつけてなるべく複数人で行ってください。